誰だって、ストレスは受けたくないもので、極力ストレスから逃れたいと思うもの。
しかし、実際にストレスがなくなってしまうと、毎日の日常がつまらなくなってしまうことも多いのです。
これまでサラリーマン勤めをしていて、多かれ少なかれストレスを受けていた人が、定年となり、ようやく仕事を終え、ストレスからも開放されることになりました。
傍目からすれば「うらやましい!」の一言かもしれませんが、実査にストレスから開放されてしまった後、毎日をどう過ごしていいのかわからない・・・。退屈な日々が辛い・・・。
そんな人も少なくはないんです。
まぁ、自分の生き方を上手に見つけられない日本人には多いことなのですが、実際にストレスフリーとなると、なにをしていいのかわからなくなるんですよね。
生真面目な人種というか、自主性がないと言えばいいのか難しいところですけどね。
とかく人間はストレスが高まってくると「仕事辞めたい」「会社に行きたくない」「離婚したい」などとつい目先の苦痛から逃れてしまいたくなるものですが、実際のところは、ノルアドレナリンやドーパミンは適度な量であれば、いい刺激になるんです。
つまり、ストレスというと、すべてが悪いことだと思い込みがちですが、適度なストレスは人間にとっては良い人生を送るためには必要ですし、ストレスによって実力以上の力を発揮することだってできるのです。
つまり、ストレスから逃げるという考えでなく、ストレスをうまく使うことであったり、上手に受け流せるようになったりと上手に付き合っていくことが人生を豊かにする秘訣なのです。